【野球で幸せをつくる】私たちの活動理念について
『野球で幸せをつくる』
私がいうのもあまりよろしくないですが、なんかこう…話が大きすぎてわかりにくい側面があるのではないでしょうか?
今回は私たちの活動理念である「野球で幸せをつくる」に至った経緯や、そこに隠された意味について迫っていきます。
活動理念とは
理念…ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。(goo辞書より引用)
つまり、私達宮城教育大学硬式野球部が活動する上で、その根本にはこのような考えがありますよ。ということです。
なぜ活動理念が必要なのか
宮城教育大学は置かれている学部が教育学部のみ(初等教育、中等教育、特別支援教育などの専門はありますが)の教員養成大学です。
そのため教師を志して入学してくる学生が他の大学に比べ多いのですが、全員が教師を目指しているかと言われるとそういうわけでもありません。もちろん人は「十人十色」というように一人ひとりが違いますよね、こどもが好きな人、教えるのが好きな人、TOEICで全部③を塗る人、公式戦でユニフォームをわs…まあいろいろな人がいますよね。
そんないろんな人が集まる組織だからこそ、全員が活動する上で根底に共通の考えを持っていることはとても重要です。そのため私達宮城教育大学硬式野球部は活動理念を設けています。
経緯
みんなの共通項ってなんだろう?
硬式野球部の基本的な仕組みとして、普段なにか物事を決める際は、部員の代表である幹部(各学年2名選出)がある程度話し合いを重ね、概ね形にしてから部員にプレゼンテーションをして、同意を得るもしくはそこで議論して決定するという形をとっています。
しかし、活動理念を決めるにあたっては、部員全員で話し合うことが重要であると考え、活動理念を決めるミーティングは1から部員全員で話し合いを行いました。
そこで最も重要視したのが
「みんなの共通項ってなんだろう?」
ということです。
活動理念という根本の考えを決定する以上、マネージャーも、選手も、部員全員が納得する形にするためには、全員にその理念が該当することが必要不可欠です。
「野球がうまくなりたい。」だと、マネージャーは当てはまらない。教育大学ということで、「教える」にフォーカスするという案もありましたが、それは教職希望でない部員に当てはまらない…など、話し合いは難航しました。。
幸せになる
話し合いの中で、「野球がうまくなりたい。」「試合に勝ちたい。」「野球が好きだ。」などなどそれはもうたくさんの意見が出たのですが、
部員A:「人間って全員幸せになるために生きてね?」
という哲学的な(笑)話が出ました。確かに言われてみれば生きていく中で本能的に不幸になるよう行動する人はいませんよね。(いたらゴメンナサイ)
「幸せ」の語源は「しあわせる」。(為る+合わせる)つまり「巡り合わせ」の意であると言われています。同年代の人間が宮城教育大学で出会った巡り合わせ、宮城教育大学の硬式野球部の存在を知り、応援してくださる皆様に出会えた巡り合わせ…
そんな素敵な意味のある「幸せ」を活動理念に盛り込む方向に話し合いが進んで行きます。
「つくる」に込められた思い
私達が活動する上で、私達だけが幸せになればいいなんてそんなひどい話はないですよね。
活動する以上、応援してくださる方々、野球教室で教えるこどもたち、硬式野球部のOB、OGの方々、などなど挙げればキリがありませんが、とにかく関わる人たち全員を幸せに出来たら最高ですよね。
活動する私達も幸せになる。
関わる人たちへ幸せを届ける。
幸せを創造する。そんな想いから『野球で幸せをつくる』は生まれました。
じゃあ、具体的に何をしていくんですか?
私たち自信の幸せのために、練習し、上達できる環境を整備します。部員間でわだかまりのないように、思ったことは互いに意見し会える環境をつくります。活動が円滑に進むように、組織づくりをします。
応援していただける皆様の為に、リーグ戦で勝利という結果を残します。なにより野球に真摯に取り組む姿勢を見せます。
野球界の発展のため、野球少年にむけて野球教室を開催します。
もちろんこれらだけにとどまりませんが、これらすべてコミコミで、私達の「野球」という活動を通して「幸せをつくる」ことをしていきます。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。まだまだ至らない点、力不足な所だらけですが、この活動理念のもと、皆様に少しでも幸せをお届けできるよう努力して参ります。
p.s.
ワニは生まれたときの温度が30~32℃だとオス、30℃未満や33℃以上だとメスが生まれると言われています。ワニのなかまの爬虫類は他の種も似たような性質を持ちます。